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競馬工学

presented by 田口ダービー

【神戸新聞杯振り返り】ミッキーロケット選択ゲーム

レース結果


1着 14. サトノダイヤモンド 2.25.7(34.2)

2着 15. ミッキーロケット 2.25.7(34.0)

3着 12. レッドエルディスト 2.26.2(34.5)

ハロンラップ:12.7 - 11.4 - 12.2 - 12.8 - 12.3 - 12.7 - 12.8 - 12.6 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 11.7

ペース:12.7 - 24.1 - 36.3 - 49.1 - 61.4 - 74.1 - 86.9 - 99.5 - 111.1 - 122.6 - 134.0 - 145.7

単勝1.2倍の支持を得たサトノダイヤモンドが、ミッキーロケット(2着)の強襲をクビ差振り切って1着。この上位2頭の走破タイム&上がりタイムは、他馬のそれらよりもとび抜けて良く、3着以下の馬にはどの道ノーチャンスだったと思います。

人気どころでは、エアスピネル(2番人気)が5着、ナムラシングンが6着に飛びました。

レース考察

道中スローペースからの残り800m地点から加速。スローペースにありがちな単純な瞬発力勝負ではなく、持続力勝負になりました。レース上がりが34.6秒、出走メンバー中上がり最速がミッキーロケットの34.0秒ですからね。この展開だと地力のある馬が上位にきやすくなるので、まぁまぁ順当決着といえると思います。

1着サトノダイヤモンド

順当勝ち。最後ミッキーロケットに差をつめられたのは、直線余裕ぶっこいていた分と休み明けの分でしょう。トライアルでの権利取り必須の2着馬とは立場が違いますからね。しかし最後余計に力を使ってしまったのは、数年前の勝ち馬ワンアンドオンリー的な匂いがしなくもない…。

2着ミッキーロケット

4角でごちゃつく不利がありましたが、最後はまぁよく伸びましたよね。和田騎手の位置どりもファインプレー。サトノダイヤモンドの後ろにいれば詰まることもありませんからね。
父キンカメ、母父ヌレイエフ系、母母父ニジンスキー系と、特に母方に欧州の重厚な血が入っており、持続力勝負には適性があるのでしょう。逆に東京の瞬発力勝負になったりすると、サンデーを持たない分キレ負けするかも。

3着レッドエルディスト

後方待機から大外を回しての3着。末脚が身上の馬ですけど、今回は炸裂せず。休み明けの分でしょうか。まだちょっとつかみどころがよく分からないですね。

4着カフジプリンス

「エンジンのかかりが遅い」という言葉がピッタリ合う馬。乗りこなすのが大変そうですが、岩田騎手もまだ手の内には入れていないようで。ロングスパートでもしなければ勝ち目はなかったと思いますが、追い出しが遅れてしまいジ・エンド。ていうか半分諦めてなかったか…?

最後の最後で脚を使っていますが、上がり3Fでいうと34.6秒(=レース上がりと同じ)。まぁ微妙な結果ですよ。

5着エアスピネル

そもそも武豊という騎手は出たなりで馬を走らせるので、何で先行しないんだといった類の批判はナンセンスで、ただエアスピネルのゲートが遅かっただけでしょう。とはいえ、直線坂を登って脚色が鈍ったのは距離か、あるいは坂か。

中山でのレース振りを見る限り、大方の見解どおり距離限界説っぽいですね。

6着ナムラシングン

道中力んで走っていたので、その分直線は伸びなかった、ということだと思います。母父ヌレイエフで、距離が長いってことはないと思うので。それと、もう少しレースが流れないと持ち味が活きないのかもしれません。上がりのかかる展開で、早い上がり(35秒とか)を繰り出すのが、たぶんナムラシングンの特徴だと思っています。そう、ゴールドシップ的な。

投資結果

サトノダイヤモンドとカフジプリンスのワイドを厚めに買って敗北。このレースはミッキーロケットを選択できないと勝てないレースでしたね・・・。

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